司法試験短期合格を高卒で目指すなら受験資格の問題も予備試験で解決。

弁護士など法律家という職業にに興味を持ったものの司法試験の受験資格を高卒の自分が満たしているのか!?という疑問をお持ちでしたらぜひ受験するかどうかの前に検討だけでもお勧めします。

ここに現在進行形で予備試験短期合格を目指しているわたしの日常があります。まさにザ・一次情報です。併せてわたしは大学中退なので学歴は高卒です。ということで、わたしも当事者なんです。そのような話はさておき、司法試験に興味を持たれたからには何らかのきっかけなりエピソードがあると思います。第一にそれを大事にしていただきたいと思います。

2023年の司法試験予備試験から短答式が7月に実施されるようになった為、何とかまずは短答試験に間に合うようにと日々試験の準備に取り組んでいます。私見ではありますができるだけ過去の同じ立場だったわたしが抱いていた不安や心配を思い出しながら過去の自分に伝えるように意識して話を進めていきます。

高卒で司法試験の合格をめざすなら予備試験が最短。

司法試験の受験といえばはロースクールへ進んで司法試験の受験資格を得るというのが一般的です。ところがロースクールに進むとなると2年から3年の時間と高額な学費という問題が発生します。この点、てっきりロースクールは法科大学院ということで大学を卒業していないとまず受験すら出来ないのではないかとばかり思っていました。ところが大学を卒業していなくても各ロースクールによって独自の入学審査基準を設けており、その基準を満たすことにより受験資格を認められるケースもあると最近になって知りました。

ただし、ロースクールに苦労して合格しその結果司法試験の受験資格を得ることができたとして司法試験に合格できるかどうかは別問題です。また、予備試験と司法試験の出題の傾向がひじょうに似通っていることからも予備試験に向けた対策の準備に取り掛かるというのが最短ルートだと考えます。

予備試験が司法試験の受験資格を得るための最短ルートではあるけれど……

予備試験が司法試験受験の最短ルートというのはロースクールに進むための経済的な問題や2年から3年のロースクール生活という時間的な問題と考えたとき、それらの問題を考えなくても済むという点ではその通りだと思います。

しかし、予備試験がひじょうに難易度の高い試験であることもまた事実です。特にこれまで法律の勉強をしたことがなく、これから法曹資格をめざそうといった場合、法律学の特徴的な考え方とその学習に慣れることも必要になってきます。感覚的な向き不向きもあると思います。こればっかりはご自身で比較的大きい本屋さんに実際に足を運んでみて司法試験や予備試験関連のコーナーで実際に参考書を手に取りそこでどう感じるかという実体験を経験して感じた感覚も大事に検討されるほうがよろしいかと思います。

参考書に予備試験や司法試験の過去問の解答ページに解説が書かれています。その解説に目を通して何となく法律的な学習が感覚的でも出来そうと思うのかどうか、この感覚はとても大事だと考えます。

ここまで何だか一般的に抽象的な話で進んでいるなと感じていらっしゃる部分があると思います。理屈っぽくなりますが、当然私とこの記事を読んでくださっているあなたとは今日まで生きてきた背景も違うしもしかしたら似通っている部分が少しでもあるかもしれませんが同一ではありません。ということで具体的な話が出来ないのです。

しかし、少なからず少しばかり先に予備試験の準備を進めている私に見える部分をお話しすることはできると思います。

そういう私が司法試験を目指し始めたきっかけは検察官になりたかった。

はじめて司法試験を受けようと自分で思った時、司法試験が先ではなく私の場合はまず検察官という職業に就きたいという思いがあった。そして、検事になるためには司法試験に合格する必要がある。という理由は単純なものでした。検事になるためだけであれば実際は検察事務官を一定期間務めて内部での試験に合格することで検察官のバッチをつけることができるのですが、その情報も司法試験を受けることを決めたときは知りませんでした。

それから3回受験していずれも不合格。そして私生活で別の問題もあり司法試験は結局自分には縁がなかったんだと言い聞かせ一旦退却。それから20年くらいの年月が流れて最近になってあらためて予備試験から再チャレンジしようと思い、今日に至ります。

予備試験からの司法試験。再チャレンジを決めたきっかけ。

司法試験からは一旦退いたものの、本を読むという習慣だけは残りました。ジャンル問わずいろんな本を読むのですが、最近になりアメリカの事例ではありますが、独学に関する研究や事例が豊富に紹介されている本に出合いました。もう目から鱗とはこのことで、今までの人生で初めて知る手法といいますかアイデアで満ちていました。

それこそ司法試験の参考書や過去問でもあるまいし、同じ本を無我夢中で何度も何度も読み返したのは初めてでした。書かれている内容初めて見る情報と併せて幸運にも仕事中などに考える私なりの方法に似通っている部分もありました。これは信用できる内容だとこんなにうれしくなるのも本当にめずらしいことでした。そうして、この手法をぜひ自分を実験台にして試してみたいという押さえつけることの出来ない強い欲求に変わっていきまして現在まさに予備試験に向けて明るくにこやかに準備中という流れです。

予備試験や司法試験を受けたことがない人の意見は話半分、聞く必要はない。

司法試験や予備試験を受けたいなんて身近な人に相談でもしでもしたら、ていさいよくやめた方が良いといった趣旨の反応が大半だと思う。実際私の場合そうだった。すごく丁寧に遠回りに中には率直にやめた方が良いって……

その人が同じ道を目指す同志であったり同じ道めざす先輩であった場合は何か自分にそう指摘される原因があるのではないかと謙虚に考えないといけないと思う。しかし、そういう立場にいる人がやめるようにという話はほとんどしない。そうするのはほぼ無関係の人たち。中には法学部出身の人もいるかもしれない。でも予備試験も司法試験も実際に受けたこともない人の意見であれば全く気にする必要はないし、完全スルーで問題ないと考えます。

やったこともない人からやめとけって言われてもねぇ……

司法試験は難易度も高く、合格が保証されたものではないけど。

とはいえ司法試験には端的に自己責任が伴います。何でもそうですけど、結果を保証されていないので結果に対する責任も伴うという当たり前な話です。

しかし、まさか司法試験に予備試験から再度挑戦しようなんて自分で思うとも思っていなかった私の感覚では大昔の旧司法試験時代とはそれこそ大きく違う点がある。それはネットの隆盛です。注意をしないとSNSなんかで時間を取られてしまう恐れがあるのですが、賢く活用するとこんなに便利なものはございません。これらネットが未だ全盛でなかった黎明期に司法試験の準備を行っていた当時と比べると本当に夢のような時代です。

わたしは司法試験に限らず、ネットの出現でチャンスが日々広がっていると毎日ワクワクしています。

実際に高卒で司法試験にパスした岡野武志弁護士。

引用元・司法試験オールA直伝!誰てでもできる圧倒的合格をもたらす3つの勉強法

最後に実際に高卒で司法試験に合格し現在弁護士としてご活躍の岡野武志弁護士について。ほんとうに魅力的な人間性を感じる方だなぁと動画などでの発言やこれまでの経歴を見て思います。実際にこういう方がどのような思考で現在に至るのかというのをご本人には失礼ですが勝手に想像するのは勉強になると思います。

おそらくこういう方は目の前の問題を他人事にせず自分の問題として捉え、解決する考え方をされるのではないかなぁと勝手に想像しています。いつの時代だって誰も歩いたことのないような道を歩くというのは大変な苦労を伴うものだと思います。しかし、事も無げに一般の人とは違った発想で問題に取り組み解決したり目標に到達する人たちがいます。どうすれば解決できるのか、どうすれば目標を達成することができるのかという思考回路をお持ちなのでしょう。

自分でやってもいないのにやめた方が良いというご意見を頂けるありがたい方の話も大事かもしれませんが、実際にその難題を突破した方の話だったり考え方に触れる機会を増やすと自分自身の心の強化といいますかトレーニングになっていくと思います。