行政書士試験の難易度を判断するさいの材料としてはやはり過去問に触れてみるというのがおすすめです。これは行政書士試験に限った話ではなく、試験と名の付く儀式では過去問に始まり過去問に終わるという確信に近いものがあります。

問題は、過去問をどのように活用するか!?といった実際の取り扱いの部分をどのようにするかで効果が期待通りとなるかどうかの分かれ道になるのではないでしょうか……

ということで今回は行政書士試験の難易度を判断する際に予備校などのデータとは別に、自分の感覚も加味することをおススメする内容です。

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行政書士試験の難易度を予備校が出している情報だけで判断するのはもったいない

インターネットで行政書士の難易度や各種資格試験難易度一覧などと入力して検索するとすぐに検索結果が表示される便利な時代。なにかしらの資格試験にチャレンジしようとする際にはまず手っ取り早く検索して情報を得ようとするのではないでしょうか。

そして、そこに表示される情報では大体難易度が5段階で表示され、一番難易度が低いところから星マークなどが増えていくようなスタイルで最難関が星5といった感じです。法律関係の資格で星5となると最難関の司法試験や司法書士試験が挙げられます。それで今回のテーマである行政書士試験はというと最難関試験の星5に次ぐ星4で紹介されているのが現状の評価だと思います。

星4って結構な難易度だなぁというのが率直な感想です。

しかし、このような情報を見て、自分にはムリとすぐに挑戦を断念することを即決するようなことにでもなればもったいないと思います。行政書士の業務は徐々に広がり続けていて法律系の資格をと考えている方にはおもしろい資格の一つだと思います。それが、それ以上踏み込むことなく星4を目にした時点で断念では……と思うのです。

行政書士試験の難易度を判断するのにも過去問はおすすめです。

だいたい資格試験予備校の出している難易度に関する情報に大きな違いはなく、難易度高めに設定されているのが一般的です。そこから行政書士の過去の試験問題に触れてみると最初は漢字だらけの難解な法律用語が並んでいるのでげんなりすることもあるかもしれません。が、何度か見返していくうちに何度も出てくる用語に気付いたり問題文章の意味が少しだけ分かったり、回答解説で納得する結論に出合ったりという経験を重ねることができると思います。

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最初のうちはよちよちでも、そんな経験の中から面白味であったり興味であったり感じることができたら向いているのかもしれません。否、もしも初学者の方が行政書士試験の本試験過去問などを理解しようとしなくて良いので読みながら楽しいと思えたらスゴイことだと思います。

そして、そのような感覚を大事にしながらこれは集中して試験の準備に当たれば可能性がないとは言えないのではないか!!と漠然とでも良いので自分で思うことができたら次につながる大きなステップだと思います。

行政書士試験対策として行政書士になった自分を想像してみるのは楽しいですよ

これは実際の行政書士試験問題の解答テクニックに当たるわけでは分けではありません。が、広範に及ぶ行政書士の日常業務の内容はどんなものがあるのか?から始まりいろいろと調べていくと行政書士試験本番へ向けての勉強時間のモチベーション維持にも資すると思います。難しいなぁという思いで頭のなかが占拠された状態で勉強するよりも、すこしでも実際に合格した後の自分自身のすがたをイメージしながら楽しい気分で勉強を進めた方がこれは絶対に効果的だと思います。

わたし自身は行政書士ブログをはじめるコンセプトを紹介している記事にもありますがひょんなことから受験を決めたのですが、後付けで調べるうちに魅力を感じるシーンが増えています。

どうしても自分自身が行政書士の試験に合格した後のイメージを描くのが難しいということであればYouTubeなどの動画で実際に行政書士として活躍している方々の活躍されているシーンに触れるというのも一つではないでしょうか。試験本番までの時間を考えると動画視聴の時間が長くなるのは心配ですが……

予備校の難易度情報プラス自分の感覚で最終判断をしてみよう

ということで、行政書士試験合格講座などを取り扱っている受験予備校の情報は専門家による情報と判断なので確かに信ぴょう性は高いと思います。そこに、多少は難しいかもしれないけれども、それでもぜひ挑戦してみたいと思えると強い武器になるはず!!です。

受験生は何歳になっても試験本番でどんな問題が出題されるのか、冷静に問題に向かい解くことができるのかなどから始まり様々な不安のなかで準備を続けている方が多いと思います。実際、私がそうなのでそのように思いたいだけかもしれませんが……そんな不安に押しつぶされることなく最後まで強い気持ちで走り抜けることができるかどうかも最終的な合否を分ける大事な要素である気がしてなりません。

最終的に自分自身で決めたことであれば走り抜ける可能性も高いと思います。

今回は行政書士試験をテーマに紹介していますが、他の試験でも難易度情報でどうしようかと迷っている方がいらっしゃれば実際の過去問などに触れてみてどのように判断されるのか、ひと手間が未来の可能性をひらくと良いですね。

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