宝塚の募集要項から容姿端麗が消えても結局ファンからは美しさを求められる運命では……
宝塚歌劇団の華やかなステージで活躍する将来のタカラジェンヌの教育機関である宝塚音楽学校。
第113期生の募集要項からこれまで宝塚音楽学校の受験生に求められてきた容姿端麗という合格のために必要とされてきた要件が消えていると話題になっている。
宝塚音楽学校の関係者の話によるとおおむね時代に即したなどという話になるが、そもそも宝塚が時代に即した歌劇団である必要性があるのか！？
容姿端麗の募集要件が削除された背景を含めて調べてみます。
こちらの記事にみられるように宝塚音楽学校の第113期生の募集要項からこれまであった容姿端麗の文言が見当たらない。
来年４月入学の第１１３期生の募集要項は先月に発表され、前年まで「容姿端麗で、卒業後宝塚歌劇団生徒として舞台人に適する方」としていた応募資格が、「心身ともに健康で、卒業後宝塚歌劇団生として舞台人に適する方」に変わった。
引用元：Yahoo!ニュース
宝塚音楽学校の応募資格で容姿端麗という文言が無いことで、だれでも宝塚音楽学校を目指すか！？というと決してそうはならないでしょう。
動画元：https://youtu.be/l38vu80uVmk?si=Omu_mIJ629jbb5ol
こちらのYouTubeにアップされていた宝塚音楽学校関連の動画。
宝塚音楽学校の合格発表の場面と、学生によるラインダンスの披露の動画。
明日のタカラジェンヌをめざして厳しいレッスンの日々を送っている学生に宿る、笑顔のなかにも凛とした雰囲気。誰でも彼でもおいそれと気軽に進むことが出来るような世界ではないと感じます。
宝塚音楽学校の応募資格から容姿端麗が削除されたから求められないという訳でもないでしょう。
宝塚音楽学校側による応募資格から容姿端麗を削除した理由については詳細を差し控えると説明を限定的にしています。
その限定的な理由の説明の中で、時代や環境の変化を踏まえという一節がありますが、それ以上納得を得ることができる理由の説明は難しかったのではないかと思います。
宝塚音楽学校の合格発表で明らかになると思いますが、結局は応募資格から容姿端麗が削除されても合格するのは容姿端麗な学生さんということで合格基準には厳然と残り続けることが容易に推測できます。
宝塚歌劇団に求められるものは容姿端麗の他にさまざまな要素が求められると思いますが。それらの要素は容姿端麗という基準を満たしたうえで求められるひょり高次元の要素だと思います。
宝塚歌劇団に在籍していたときの天海祐希さんの写真がありました。思わずため息が出るような容姿端麗さではないでしょうか！？こちらの天海祐希さんのようなタカラジェンヌが宝塚の舞台で輝く姿をファンのみなさんは求めていると思います。
これぞ、非日常的な感動とでも表現できるのではないでしょうか！？
元タカラジェンヌの湖咲ひよりさんの投稿もひじょうに参考になると思います。
容姿端麗な学生さんが宝塚音楽学校で厳しいレッスンに耐え、めでたくタカラジェンヌになったとしてもそこは通過点。
ファンに感動を与えることが出来るように、私たちには想像も出来ない過酷な日々を送っているのかもしれません。
宝塚で学んだ生涯忘れたくない20選
このような学びのもとで厳しいレッスンの日々を送り一握りのタカラジェンヌが深い感動を与え続けるんですね……
宝塚というファンでなくても容姿端麗で美しい人たちのあつまりという部分を否定するひとはそうそういないと思います。宝塚の舞台が容姿端麗でない人たちで演じられると仮定したときにどれだけのニーズと言いますか魅力があるでしょうか！？
ため息が出るような舞台だからお金を払って観客も見に行くし、宝塚のスターを熱烈なファンが支えているのだと思いますし、それが現実なんだろうと思います。
宝塚音楽学校の募集要項から容姿端麗が削除されても合格基準の審査では容姿端麗は求められるはず。
以上です。
宝塚もこれまでのいろんな問題を背景に社会に対して気を使う必要性を感じていたのかもしれません。しかし、問題の再発を防止するというのが第一で伝統的な部分は大事にしていただきたいといちファンとして願っています。