予備試験短答式の英語は出題数も多く、魅力的ではあるが……
予備試験短答式の一般教養における英語の出題数は6問程度。そして、一般教養の配点が1問3点であるため、英語で満点を取れば18点となる。ということは60点満点中3割近い得点をたたき出すことができる!!と皮算用をしておりますが、なにせこの一般教養で出題される英語が現状のわたしには高いハードルであることは間違いない事実です。
とはいえ合計18点の得点源をむざむざあきらめることなどできるはずもなく悶々しておりましたが、無駄に時間が過ぎるのが一番もったいない!!ということで何とか自分を落ち着かせて日常の対策を考えてまいりたいと思います。
一般教養の英語の難易度に関しては客観的的な説明はもちろん出来ないのですが、主観的にけっこう難しいと感じています。
2022年(R4)の予備試験における一般教養の出題数は43問。うち20問選択の1問3点という配点で60点満点という点は例年通り。そのうちで英語は6問18点という内容。
出題形式としてはシンプルですね。法務省の出題の情報では英文が省略されていますが、英文が3題あり、それぞれの英文に設問が2問。穴埋め問題や、選択問題に選択と組み合わせの複合問題で構成されています。注目点は単語の難易度ですが、一見、難解な感覚はありません。しかし、日頃より楽観的でありながら心配性な性分で、試験本番当日のあの緊張感の中で単語の意味をリラックスして思い出すことが果たしてできるのか!?と少し現状、弱気です。
そんな時こそ自分に強気になりたい!!今後はこれまで以上にネットの発達により英語圏での交流が活発になることがほぼ明らかなご時世です。予備試験の一般教養対策というだけでなく、やはり英語は使えるようになりたいという強い願望があります。そこで自分の中の考え、方向性をどう位置付けるべきか……
予備試験短答式のこれまでの合格最低点をみると大体160点前後であることが分かります。法律7科目の配点が1科目30点の7で合計210点。約76%前後の得点率ということになる。そもそも一般教養の試験範囲が広範囲におよび的を絞ること自体が難しい。自分が現実的に取りうる方法、コントロールの及ぶ対象は法律7科目の得点の上積みと最大化。この法律科目だけでパスするという気持ちをまずは確認したい。
では、ここまで散々引っ張るだけ引っ張っておいて短答式一般教養の英語は対策しないのか!?という話になるのですが、結論からいくと一般教養対策専用としての取り組みではなく、今後も英語の修行は継続する。
予備試験に合格したら次の目標として司法試験とTOEICを受験するぞ!!という感じで次の目標というか楽しみを策定し、TOEICと予備試験一般教養の共通の出題傾向を探り、対策を日常のすき間時間で取れたら最高ではありませんか?
実際に予備試験一般教養の英語を解いているYouTubeの動画があったので見ていました。過去の予備試験英語を解いていたその方もけっこう長い期間英語を学習していらっしゃる方だったのに難しいを連発していました。それを見てやっぱり難しいんだとちょっとへこんだのですが、へこむだけへこんだらあとは上向き上昇気流に乗るだけといういつもの楽観的な自分に戻っていました。で、英語の過去問を何年分か眺めていると、出題形式がどれもこれも長文というほど長くもないリーディング問題という単純な気付きがありました。予備試験を控えながらTOEICを同時受験するという時間的、精神的な余裕はありませんが、リーディング対策だけなら日常のすき間時間を少しだ費やすことでもまずは気分的ではありますが楽になるのではないかと思ったわけです。
英文のリーディングに必要なもの、最も大事なものといえば言わずと知れた語彙力。単語を知っているかどうかが結果に大きく影響を及ぼしてくるというのは経験上異論のないところだと思います。そして語彙力を鍛えたうえで難易度もさほど高くない長文読解の問題を音読する。方針としては以上です。リスニングもライティングも過去問上は出題がなかったという事実から今後も一般教養の英語は長文読解・リーディングが継続的に出題されるという傾向は変わらいないという前提で取り組みます。
長文読解の問題に進む前に一日5分でも15分でも愛用のシステム単語帳で単語力に磨きをかけたいと思います。
英語の勉強専用の時間を設けることは難しいので、日常のすき間時間をうまく活用して英語の実力上昇を図りたいと考えても目標とするゴール、到達レベルが曖昧なままではもったいないと思います。そこで、拙いながらも日常会話程度は何とかというレベルのわたしが当面の目標に定めるのがTOEIC600-695点のレベルと考えています。
英検に換算すると英検2級から準1級に相当するのがTOEIC600-695というレベルであり、英検準2級であれば高校卒業程度であり、準1級であれば大学中級程度というレベルということで、このように日常の学習対象を具体化していくとより対応策もイメージしやすくなると思います。
以上のポイントを意識しながら取り組んでまいります。